薄毛の種類
薄毛で悩んでいる人は自分がどのような原因や種類なのかが分からず、閉鎖的になってサロンや病院に通えないままの人もいます。
そのままにしておくと当然進行は防げず悪化の一途をたどるばかりです。
薄毛の種類はさまざまで、早めに見極めることが重要です。
当然ですがそれが分からないと、結局どのような治療をしないといけないか分かりません。
代表的な薄毛の種類としては、AGAがあります。
聞いたことがある人がほとんどだと思いますが、進行性男性型脱毛症といって遺伝的な要素や男性ホルモンが原因で発症するといわれています。
生え際や頭頂部が薄くなるのが特徴で、30代ごろから起きやすい薄毛のタイプです。
AGAの治療は、植毛や増毛、カツラといったさまざまな対処法があります。
AGAのほかに発症している人が多いのは、円形脱毛症です。
これは精神的なストレスで、頭部の一部が円形状に脱毛してしまう症状です。
恐ろしいことに一度起きてしまうと、再発する可能性が高いのもこの円形脱毛症の特徴です。
次に少し珍しい脂漏性脱毛症という脱毛症をご紹介します。
脂漏性脱毛症の原因はホルモンバランスが異常に分泌されてしまい、それらが毛穴を塞いでしまうことで、毛穴周辺で頭皮の常在菌が異常繁殖し、その影響で炎症を起こしてしまい、髪の毛が抜け落ちてしまいます。
実際に、この症状に見舞われる人は少ないですが、脂漏性脱毛症になってしまうと毛穴が化膿して激しい痛みや痒みに襲われます。
酷い場合は、皮膚科を受診しなくてはいけません。
ほかにも、ひこう性脱毛症というフケが毛穴周辺を塞ぎ、バイ菌などが繁殖して毛根が炎症し、脱毛にいたるという脱毛症もあります。
抜け毛に至る過程は脂漏性脱毛症にも似ていますが、決定的な違いは角質が剥がれ落ち、大量のフケが伴うというところです。
これを読んで「該当するかもしれない」と思った人もいるかもしれませんが、多少のフケでは恐らくひこう性脱毛症ではありませんが、今まで見たことないようなフケの量が出た場合は、カウセリングに行ってチェックしてもらう必要があるでしょう。
薄毛や脱毛の種類について説明してきましたが、最善の方法としてまずはクリニックやAGA病院に行くことです。
プロに見てもらうことで原因が分かり早めに処置することができます。
急に薄毛や脱毛になると、精神的にも落ちこんでしまいますし、外に出るのも恐くなると思いますので、独りで悩むのはやめましょう。